一度は訪れたい美しい渓谷。それが「アンテロープ・キャニオン」です。アメリカを代表する観光地の一つです。砂岩が長年の水や風に浸食され、丸みを帯びたり割れ目ができたりして人が歩ける程に広がっていきました。アメリカアリゾナ州ペイジという町にあります。
この記事ではアンテロープ・キャニオンの基本情報や行き方、魅力を紹介します。
アンテロープ・キャニオンとは
アンテロープ・キャニオンの場所はアリゾナ州北部にあるペイジから車で約10分程にあります。砂漠地帯なので乾燥していて夏は強烈な日差しが、冬は雪景色が広がる場所です。雨はほとんど降りませんが、雨季で洪水が起きると行けなくなります。
アンテロープキャニオンは2つの岩層から成っており、「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と「ロワー・アンテロープ・キャニオン」があります。
キャニオン違い⁉
初め私は「アンテロープ・キャニオン」と「グランドキャニオン」は場所が近くて名前も似ているので、同じ場所かと思ってしまいました。結論、別物ですね。「グランド・キャニオン」は世界遺産に登録されていますが、「アンテロープ・キャニオン」は世界遺産ではありません。近いので、どちらも訪れるのがおすすめです。
おすすめのポイント
人気なのは渓谷内に日光が差し込む「ザ・ビーム」と呼ばれる現象。とても幻想的です。時間帯によるので、太陽が頭上から差し込む時間を狙うのがベスト。アッパーからしか見られません。季節も限られているらしく、春から秋の正午前後、天気が快晴という条件が揃ったときに見られるそうなので、予約も困難になるかと思います。私もいつか見れたらな…。
行き方
ラスベガス・マッカラン国際空港を利用しましょう。ラスベガスの市内から車で4時間程。私はペイジに宿泊しました。
ツアー
アンテロープ・キャニオンが組み込まれているツアーは多くあります。日帰りから2泊以上のツアーもあるようです。ご自身の旅行の日程に合わせて選ぶとよいです。
アンテロープはナバホ族の土地内にあるので、勝手に入ることができません。個人で行く場合でも現地のツアーに申し込むようにしましょう。アッパーのほうが現地ツアーが多くあります。ロワーは私が行ったときは2つの会社が運営していました。どちらも同じ集合場所で、ガイドが乗る車で移動して観光が始まります。
ロワー・アンテロープ・キャニオン
今回私が参加したのは「ロワー」のほう。アッパーは人気で予約が取れなかったのです…。
階段があったり、細い道があったりしますが一方通行なので安心です。洞窟感が少しありますが、光が差し込んでいる様が素晴らしいです。
まとめ
もともと観光地として公開されていなかった場所が一般公開されるようになりました。自然が作り出した神秘的な場所を訪れるメリットはたくさんありますが、自然に感謝し、貴重な場所を大切にしながら観光しましょう。
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