片道だと航空券が高い
夏にアメリカ旅行を計画し、日本→シカゴ→アラスカ→日本という旅程を考えました。複数の都市に行くとき、単純に往復の航空券を取る、というわけにいきません。それぞれ順番に片道で航空券を取っていくと値段が高くなってしまいます。そこで「複数都市」や「自由旅程」などで検索すると、別々に片道手配するより航空券が安く手配できます。
【オープンジョー】複数の都市なら利用できる
オープンジョーとは、往路と復路の出発地や目的地が異なる航空券のことです。例えば、A地点からB地点へ飛び、その後C地点からA地点へ戻るような旅程です。
私の今回の旅行は日本からシカゴ、アラスカの2都市に滞在します。まさにオープンジョーに当てはまる旅程です。さらにロサンゼルスに寄って3都市になっても、陸路で移動して滞在都市が増えても利用できます。出発地を除いて複数の都市に滞在するなら利用するべきです。
【買い方簡単】複数都市をクリック
エアトリのサイトなら、まず海外航空券を選択します。検索画面に「2都市以上訪問(周遊)」とあり、わかりやすいです。行きたい都市を追加していくと検索してくれます。
JALなら国際を選択し、その後「複数都市」を選択します。ANAなら海外を選択し、複数都市で検索をクリックすると、検索画面に移ります。私が主に使用するのはこの3つですが、他の航空券購入サイトでも同様に検索できます。
値段の差20万円
今回の旅行先の場合、単純に片道で購入した場合とオープンジョーで購入した場合では約20万円の差がありました。
複数都市航空券の注意点
飛行機が飛んでいないと選択できない
同じ航空会社の運行だからこそ、安く購入できます。そのため使いたい航空会社が行きたい都市に飛行機を飛ばしていない場合、選択できないので購入できません。エアトリなど、いろいろな航空会社の航空券を検索できると選択肢が広がって便利です。
格安航空会社を選択する場合とも比較してみてください。
乗り継ぎ箇所を選択できない
乗り継ぎが発生する場合、滞在しないなら乗り継ぎ都市は選択できません。滞在したいなら、都市に含めて検索しましょう。
もちろん往復航空券の方が安い
複数の都市を利用するなら、オープンジョーを利用する方が片道で買っていくより安いです。単純に往復航空券を買える旅程にできるなら、その方が安くなります。オープンジョーを使うからといって特別安いわけではないです。
運賃、旅程によっては選択できないことも
運賃や旅程によって、規制がかかりオープンジョー不可になることがあります。検索してみる価値はあります。
ストップオーバーの選択肢
ストップオーバーとは、目的地へ向かう途中で長時間(通常24時間以上)滞在することです。この滞在は往路や復路の途中で設定されます。使ったことはないですが、航空会社によってはストップオーバーを推奨しているところがあります。例えばカタール航空はドーハで、シンガポール航空はシンガポールでのストップオーバーを提供しているようです。機会があったら利用してみようと思います。
ヨーロッパなどでも活用
今回はアメリカ旅行で自由旅程を組みましたが、ヨーロッパのように陸路での移動が可能な都市は違う都市から飛行機に乗りたいことが多いのではないでしょうか。自由に旅程が組めると、旅行がより楽しくなるはずです。利用する際は参考にしてみてください。
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